勾玉巡りとは、川口市の神社九社による御朱印巡りのことです。勾玉巡りは平成29年11月10日(金)より始まりました。正式には「川口九社詣勾玉(まがたま)巡り」です。
川口市内にある九社を参拝し、巡ると「勾玉」の形にみえる「勾玉巡り」について、はじめ方や終わり方や勾玉巡りには専用の御朱印帳があることなどをご紹介する記事です。
川口九社詣勾玉巡りとは
勾玉巡りとは、川口市内にある30社以上の神社の中で、中核を為す神社9社を「川口九社」と呼びます。
そしてこの「川口九社」の位置(鎮座地)を地図上で示すと「勾玉」の形のようにみることでができます。
勾玉は古来、生命の象徴とされ、「川口九社」を参拝すると生命の浄化のご利益が得られるとされています。
川口市内の神社、三十五社には多くの信仰形態(御祭神)があり、各社により創建された時代背景は異なるが、何れもが鎮守の社として地域に根差し親しまれて今日に至っている。その三十五社の中に在って中核を為す神社が、川口九社である。
川口九社を線で結ぶと『勾玉』の形を為し、あたかも川口市を囲み守護するように鎮座している。神代より勾玉は祭祀具としても装身具としても重視され、天皇陛下の御世代わりに敬称される三種の神器の一つにも挙げられる程である。更に諸説あるものの勾玉の形は胎児の形、魂の形というように「生命」の象徴とも云え、参拝者は九社を巡拝することで勾玉を形作ることとなり、生命の浄化・再生が九社の御加護により得られるものである。
引用元:「川口九社勾玉めぐりパンフレット」より
勾玉巡りの「川口九社」は以下のとおりです。
これらを地図で示すと勾玉に見えてくる!?
川口九社詣勾玉めぐりの神社画像一覧
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勾玉巡りの神社マップ
勾玉巡りの始め方と終わり方
川口九社詣勾玉巡りを始めるにあたり、用意するものは専用の御朱印帖「勾玉御朱印帖」をご用意ください。この御朱印帖は通常授与されている御朱印帖とは違うものになります。
勾玉専用御朱印帖は1冊1200円です。「川口神社」と「鳩ヶ谷氷川神社」では、取り扱いがないため購入ができません。
「川口神社」と「鳩ヶ谷氷川神社」以外の七社のどこかで「勾玉専用御朱印帖」をご購入いただき、始めるのが良いでしょう。
「勾玉巡りの巡り方」は後述いたしますが、九社各社にて御朱印(300円)を専用御朱印帖にいただきます。
九社すべてを巡ったら(参拝ができたら)、最初の社に戻り、「勾玉の軌跡」を完成させます。そして、「満願達成」の「満願印」押印と「記念品」を受け取ります。
勾玉巡りの九社を参拝し受け取った記念品は九色の勾玉がデザインされたしおりです。御朱印帳にはさみ使用しています。
満願印としていただいた「参拝」文字下の御朱印
これで川口九社詣「勾玉巡り」は終わりですが、九社詣を終わらせた御朱印帖の取り扱いですが、パンフレットには以下の記載があります。
九社詣を終え、満願になられた後は勾玉御朱印帖をお飾り戴き、毎日手を合わせご加護を受けましょう。
引用元:「川口九社詣 勾玉巡り」パンフレットより
九社詣が終わったら、「それでおしまい」ではなく、御朱印帖自体を飾り、毎日手を合わせることでご加護を受けましょう!とういことです。
だから、手を合わせることができる限り「終わり」はないということでしょうか?
勾玉巡りの巡り方・参拝順序
勾玉巡りには2つの巡り方があります。どちらの巡り方でも問題はないようです。ただし、「川口神社」と「鳩ヶ谷氷川神社」は、川口九社詣専用の「勾玉御朱印帖」と満願達成時の「記念品の贈呈」がありませんので、参拝の順番を考えるときにご注意ください。
勾玉巡り方1〜勾玉を描く
勾玉巡りその1は、
「求」川口九社詣専用の「勾玉御朱印帖」(1200円)を購入する
「巡」九社を「時計回り」または「反時計回り」に巡拝し、各社で御朱印を受ける(300円)
「戻」すべて巡った後、最初の社に戻り、勾玉の軌跡を完成させる
「授」満願達成の記念品を受け取る
勾玉巡り方2〜勾玉を形作る
勾玉巡りその2は、
「求」川口九社詣専用の「勾玉御朱印帖」(1200円)を購入する
「巡」好きな神社から自由に周り、各社で御朱印を受ける(300円)
「完」すべての神社を巡ると勾玉の形が形作られる
「授」満願達成の記念品を受け取る
勾玉巡りの未実施期間があるのでご注意ください
川口九社詣勾玉巡りの御朱印対応ができない期間があります。ご注意ください。
- お正月の期間(元旦から1月14日まで)
- 各社「例祭日」(前日を含む)
- その他各社の都合により実施していない期間があります
勾玉巡りの御朱印
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勾玉巡りの後援
川口九社詣勾玉巡りは以下の企業団体が後援となっています